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【問題1】
有価証券報告書の【コーポレート・ガバナンスの状況等】の【役員の報酬等】では、最近事業年度の提出会社の役員の報酬等の額の決定過程における、提出会社の取締役会(指名委員会等設置会社にあっては報酬委員会)及び委員会等の活動内容を記載する取締役会の「活動内容」を開示する必要があるが、取締役会の決議により役員報酬の決定の全部または一部を代表取締役に再一任している場合は単に「代表取締役に再一任している」とだけ記載すれば十分である。
【問題2】
適時開示資料は開示予定日の1週間前からTDnetに登録できる。
【問題3】
有価証券報告書の【事業等のリスク】において単にリスクの存在を記載するだけでは、開示府令で求められた内容を記載したとは言えない。
【問題4】
岸田首相のリーダーシップのもと、2024年3月期に係る四半期から四半期決算短信が廃止される。
【問題5】
求人広告に給与条件の詳細を記載するだけでなく、求職者に「過去の給与水準」を尋ねるのをやめることで、女性求職者側が想定する報酬にマッチしたオファーが可能になると言える。
【問題6】
ロシア・ウクライナ地域での売上があっても、同地域での売上等の情報をセグメント情報における「地域ごとの情報」の注記で開示していない会社は、有価証券報告書の【事業等のリスク】では売上等の具体的な数値を示すべきではない。
【問題7】
四半期報告書の廃止により、本来であれば期中に実施すべき減損が期末まで先延ばしされるリスクがある。
【問題8】
「子会社を連結したときの営業利益」と「連結せずに持分法を適用した場合の営業利益」は同額である。
【問題9】
期末近くになって突然大きな売上が計上され、それにより業績予想の下方修正を免れたという状況になった場合、取締役や監査役は架空売上の不正の可能性がないかという懐疑心を発揮すべきである。
【問題10】
利益準備金および繰越損失のある会社では、その他資本剰余金の一部を繰越損失に振り替えて損失をてん補しても、それだけでは繰越損失をゼロにすることはできない。
不正解です。
現行のTDnetでは、適時開示資料の開示予定時刻について、登録日の翌営業日の午前8時59分(普通取引の立会開始時刻前)までの範囲で指定可能な仕様(それより先の日付の適時開示資料の登録はできない仕様)となっており、東証も「そもそも適時開示とは投資者の投資判断に重要な影響を与える会社情報について、発生後直ちにTDnetを通じて開示していただくという趣旨である」ことを理由に、今後もこの仕様を見直す予定はない旨断言しています(問題文の「1週間前」は誤りです)。
こちらの記事で再確認!
2022年4月4日 新市場区分がスタート、経過措置適用期間に対する東証の回答は?(会員限定)
正解です。
現行のTDnetでは、適時開示資料の開示予定時刻について、登録日の翌営業日の午前8時59分(普通取引の立会開始時刻前)までの範囲で指定可能な仕様(それより先の日付の適時開示資料の登録はできない仕様)となっており、東証も「そもそも適時開示とは投資者の投資判断に重要な影響を与える会社情報について、発生後直ちにTDnetを通じて開示していただくという趣旨である」ことを理由に、今後もこの仕様を見直す予定はない旨断言しています(問題文の「1週間前」は誤りです)。
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2022年4月4日 新市場区分がスタート、経過措置適用期間に対する東証の回答は?(会員限定)
不正解です。
有価証券報告書の【コーポレート・ガバナンスの状況等】の【役員の報酬等】においては問題文のとおり、最近事業年度の提出会社の役員の報酬等の額の決定過程における、提出会社の取締役会(指名委員会等設置会社にあっては報酬委員会)及び委員会等の活動内容を記載する取締役会の「活動内容」を開示する必要がありますが、取締役会の決議により役員報酬の決定の全部または一部を代表取締役に再一任している場合は単に「代表取締役に再一任している」とだけ記載するのは不十分です。再一任に関する審議を行った取締役会の審議内容及び開催時期、再一任を受けた取締役により決定された内容について取締役会で審議を行っている場合にはその審議内容及び開催時期等を記載することで初めて取締役会の「活動内容」を開示したことになります。金融庁が、【役員の報酬等】の開示が不十分であるとして注意を喚起しており、上場会社の役員としては自社の有価証券報告書の開示内容が十分かどうか見直してみた方がよさそうです。
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2022年4月1日 金融庁が注意喚起 有報の定性的情報、記載充実化の裏で不十分な開示例(会員限定)