2015/12/31 2015年12月度チェックテスト第5問解答画面(正解)

正解です。
 金銭報酬債権の現物出資スキームを使って役員に株式報酬を支給する場合、役員の所得税の課税時期がいつになるのかが問題になります。役員が金銭を手にするのは、株式を売却した時であるにもかかわらず、現行の税務では、まだ役員が実際に金銭を得たわけではない「金銭報酬債権の付与時」に給与課税が行われる恐れがありました。こうした中、経済産業省と財務省は、役員に給与課税が行われるタイミングを「株式の譲渡制限が解除された時」とすることで合意した模様です(問題文は役員に給与課税が行われるタイミングを「金銭債権の現物出資時」とする点で誤りです)。給与課税の対象となるのは、「株式の譲渡制限が解除された時点」における株式の時価となります。

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2015/12/11 ついに日本でも株式報酬の支給が可能に!(会員限定)

2015/12/31 2015年12月度チェックテスト第4問解答画面(正解)

正解です。
 「建物附属設備」「構築物」の税務上の減価償却方法として、現行法人税法では「定額法」と「定率法」の選択適用が認められていますが、平成28年度法人税制改正大綱によると「定額法」が強制されるよう税制改正が行われる見込みです(問題文は、強制される減価償却方法が「定率法」としている点で誤りです。正しくは「定額法」です)。企業にとって減価償却を通じた投下資金の回収が早く進むというメリットがある定率法ですが、法人実効税率減少による税収減を補うための課税強化を目的として「建物附属設備」「構築物」の税務上の減価償却方法としては認めなくする改正が行われることになります。

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2015/12/09 利益や繰延税金資産に影響を与える税制改正の全容(会員限定)

2015/12/31 2015年12月度チェックテスト第4問解答画面(不正解)

不正解です。
 「建物附属設備」「構築物」の税務上の減価償却方法として、現行法人税法では「定額法」と「定率法」の選択適用が認められていますが、平成28年度法人税制改正大綱によると「定額法」が強制されるよう税制改正が行われる見込みです(問題文は、強制される減価償却方法が「定率法」としている点で誤りです。正しくは「定額法」です)。企業にとって減価償却を通じた投下資金の回収が早く進むというメリットがある定率法ですが、法人実効税率減少による税収減を補うための課税強化を目的として「建物附属設備」「構築物」の税務上の減価償却方法としては認めなくする改正が行われることになります。

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2015/12/09 利益や繰延税金資産に影響を与える税制改正の全容(会員限定)

2015/12/31 2015年12月度チェックテスト第3問解答画面(不正解)

不正解です。
 企業の情報開示において、「環境」「社会」「コーポレートガバナンス」などの非財務情報の重要度が年々増しています。情報発信する企業側は「非財務情報」を「財務情報」とはまったく別の情報ととらえる傾向が強いのに対し、情報を活用する側の投資家は「非財務情報」を「将来の財務情報」ととらえて投資判断に役立てています(問題文は「投資家は、投資先の非財務情報を財務情報とはまったく関連の無い情報と位置付けて投資判断を行っている」としている点で誤りです)。財務情報と非財務情報を一体的に報告する「統合レポート」のブームは、こういった投資家のニーズに応えようとする動きに他なりません。

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2015/12/07 投資家にとっての「非財務情報」(会員限定)

2015/12/31 2015年12月度チェックテスト第3問解答画面(正解)

正解です。
 企業の情報開示において、「環境」「社会」「コーポレートガバナンス」などの非財務情報の重要度が年々増しています。情報発信する企業側は「非財務情報」を「財務情報」とはまったく別の情報ととらえる傾向が強いのに対し、情報を活用する側の投資家は「非財務情報」を「将来の財務情報」ととらえて投資判断に役立てています(問題文は「投資家は、投資先の非財務情報を財務情報とはまったく関連の無い情報と位置付けて投資判断を行っている」としている点で誤りです)。財務情報と非財務情報を一体的に報告する「統合レポート」のブームは、こういった投資家のニーズに応えようとする動きに他なりません。

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2015/12/07 投資家にとっての「非財務情報」(会員限定)

2015/12/31 2015年12月度チェックテスト第2問解答画面(不正解)

不正解です。
 株主代表訴訟は役員の責任により会社に損害が生じた場合に、会社に代わって株主が当該役員を提訴する訴訟です。株価下落により株主に損害が生じたとしても、会社に損害が生じない限り、株主代表訴訟の要件は満たしません。以上より、問題文は誤りです。

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2015/12/04 株主代表訴訟を巡る誤解(会員限定)

2015/12/31 2015年12月度チェックテスト第2問解答画面(正解)

正解です。
 株主代表訴訟は役員の責任により会社に損害が生じた場合に、会社に代わって株主が当該役員を提訴する訴訟です。株価下落により株主に損害が生じたとしても、会社に損害が生じない限り、株主代表訴訟の要件は満たしません。以上より、問題文は誤りです。

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2015/12/04 株主代表訴訟を巡る誤解(会員限定)

2015/12/31 2015年12月度チェックテスト

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【問題1】

会社が役員にタダで株式を付与する株式報酬は、会社法上認められていない。


正しい
間違い
【問題2】

役員の不祥事による株価下落で株主に損害が生じた場合、当該役員は株主代表訴訟を受ける可能性がある。


正しい
間違い
【問題3】

投資家は、投資先の非財務情報を財務情報とはまったく関連の無い情報と位置付けて投資判断を行っている。


正しい
間違い
【問題4】

平成28年度法人税制改正大綱によると、現在は「定額法」「定率法」どちらの減価償却方法の使用も認められている「建物附属設備」「構築物」について、建物同様に「定率法」の使用を強制するよう税制改正が行われる見込みである。


正しい
間違い
【問題5】

金銭報酬債権の現物出資スキームを用いて役員に株式報酬を支給する場合、役員に所得税が課税される時期は現物出資時とされている。


正しい
間違い
【問題6】

ASBJが公表した「繰延税金資産の回収可能性に関する適用指針」では、日本公認会計士協会の監査委員会報告第66号「繰延税金資産の回収可能性の判断に関する監査上の取扱い」よりも会社区分の数が減らされるとともに、繰延税金資産を計上しにくくなった。


正しい
間違い
【問題7】

肥満の従業員に対し、上司が「痩せるように」と指導することにはリスクがある。


正しい
間違い
【問題8】

ファームバンキングの支払データの登録と送信は、内部統制の観点から同一人により実施すべきである。


正しい
間違い
【問題9】

IRの改善によって株主資本コストを下げることができる。


正しい
間違い
【問題10】

ダイバーシティを実践すれば、必ずインクルージョンが実現できる。


正しい
間違い

2015/12/31 2015年12月度チェックテスト第1問解答画面(不正解)

不正解です。
 会社法では、株式の発行や自己株式の交付には金銭等の「払込み」が必要です(会社法199条1項2号から4号)。欧米型の株式報酬のように「株式をタダであげる」ということは、「払込みがゼロ」ということを意味するため、日本の会社法上では認められていません(以上より、問題文は正しいです)。一方、金銭報酬債権の現物出資スキームを使った株式報酬は、「金銭報酬債権」という現物を払い込むことになるので、「払込みがゼロ」にはならず。会社法上の問題をクリアした報酬支給方法となります。

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2015/12/02 日本で株式報酬を支給できない理由(会員限定)

2015/12/31 2015年12月度チェックテスト第1問解答画面(正解)

正解です。
 会社法では、株式の発行や自己株式の交付には金銭等の「払込み」が必要です(会社法199条1項2号から4号)。欧米型の株式報酬のように「株式をタダであげる」ということは、「払込みがゼロ」ということを意味するため、日本の会社法上では認められていません(以上より、問題文は正しいです)。一方、金銭報酬債権の現物出資スキームを使った株式報酬は、「金銭報酬債権」という現物を払い込むことになるので、「払込みがゼロ」にはならず。会社法上の問題をクリアした報酬支給方法となります。

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2015/12/02 日本で株式報酬を支給できない理由(会員限定)