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【2026年5月の課題】定時株主総会の開催前後における取締役会の決議・報告事項と実務上の留意点

2026年5月の課題

多くの企業が6月末に株主総会を開催します。定時株主総会は株式会社における最高意思決定機関であると同時に、取締役が前事業年度の職務執行や経営成果を株主に説明し、今後の企業価値向上に向けた方針について株主と対話する場でもあります。

取締役会は、株主総会の準備段階において、株主の参画機会を確保するとともに、決議や対話の前提となる開示情報の信頼性を担保し、株主総会が適法かつ実効的に運営されるよう監督する必要があります。また、株主総会終了後には、株主による取締役選任の結果等を踏まえ、コーポレートガバナンスに関する重要事項を速やかに決定する必要があります。

これらのプロセスは毎年の定型的な手続きにとどまることなく、それぞれの決議事項における法的リスクを確認しつつ、機関投資家などステークホルダーの視点も意識して、取締役会が責任を持って取り組むべきものです。また、取締役会を支える事務局には、法令や社内手続きの遵守という観点のみならず、自社の経営環境や事業戦略を踏まえた「自社の株主総会プロセスの在り方」を構想する力量が求められます。

以上を踏まえ、定時株主総会の「開催前」および「終了後」に取締役会が決議すべき事項について、実務上のチェックリストを作成してください。チェックリストの作成にあたっては、①法的/手続的リスク、②情報開示/株主対話、③新年度の経営/監督体制、④事務局の期待役割、に適宜言及してください。

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