2025/05/15 不正会計事案における「金額の重要性」のボーダーライン
上場企業で不正会計があった場合、企業が役員に対し損害賠償を求めることは珍しくない。本質的には不正会計の責任は金額の多寡の問題ではないとはいえ、裁判となった場合、役員の損害賠償責任が認められるかどうかの判断上、金額の重要性 … 続きを読む
上場企業で不正会計があった場合、企業が役員に対し損害賠償を求めることは珍しくない。本質的には不正会計の責任は金額の多寡の問題ではないとはいえ、裁判となった場合、役員の損害賠償責任が認められるかどうかの判断上、金額の重要性 … 続きを読む
保護主義の台頭とトランプ関税を契機とする関税戦争、AIや量子コンピュータなど予測不能な技術革新、人口減少に伴う人材獲得競争の激化など、上場会社を取り巻く環境はかつてないほど複雑になっている。そのような中で注目を集めている … 続きを読む
フィデューシャリーアドバイザーズ代表 早稲田大学ビジネス・ファイナンス研究センター招聘研究員 吉村一男 同意なき買収の増加に伴い、その「対抗措置」が注目を集めている。ニデックに同意なき買収(TOB)を提案(ニデックは5月 … 続きを読む
自社の成長に限界を感じた経営者にとって、最も手っ取り早く成長を実現する手段がM&Aだ。M&Aにより、社内リソースだけでは打破できなかった成長の限界を超えるとともに、成長に必要な人材も確保することができ … 続きを読む
2025年3月4日のニュース「トヨタの監査等委員会設置会社選択によりモニタリング・ボードへの移行が加速も」でお伝えしたとおり、プライム市場における監査等委員会設置会社の社数が2025年中にも監査役会設置会社を逆転する可能 … 続きを読む
6月の株主総会が目前に迫る中、3月決算企業においては上程する議案を確定するとともに、その賛否の見込みをシミュレーションし、必要があれば機関投資家とのエンゲージメントを実施するなど、総会に向けた準備を本格化させる時期にある … 続きを読む
周知のとおり2023年3月期の有価証券報告書から「サステナビリティ情報」の開示が義務化されサステナビリティ情報のプレゼンスが高まる一方、誤謬やウォッシュなど、情報の信頼性への懸念も増している。有価証券報告書での開示対象と … 続きを読む
フィデューシャリーアドバイザーズ代表 早稲田大学ビジネス・ファイナンス研究センター招聘研究員 吉村一男 ミネベアミツミ(ミネベア)は4月10日、芝浦電子に対して4月23日を目途にTOBを開始することを発表したが(ミネベア … 続きを読む
既報のとおり、経済産業省の「『稼ぐ力』の強化に向けたコーポレートガバナンス研究会」(以下、研究会)は、これまで議論を重ねて来た「日本企業のコーポレートガバナンス改革の進め方」というテーマの成果物として「取締役会5原則」( … 続きを読む
フィデューシャリーアドバイザーズ代表 早稲田大学ビジネス・ファイナンス研究センター招聘研究員 吉村一男 中古車情報サイト「グーネット」を運営するプロトコーポレーション(東証プライム)は今年2月4日、MBOに向け公開買付け … 続きを読む