2024/08/07 ダブル・マテリアリティに基づき有報に記載するサステナビリティ上の重要課題を選定することの問題点

2023年3月期の有価証券報告書より【サステナビリティに関する考え方及び取組】の記載欄が新設され、サステナビリティ情報の開示が義務付けられたところ。2024年3月期はサステナビリティ情報開示の2年目となるが、企業が202 … 続きを読む

2024/08/06 中期経営計画が企業価値向上に貢献するようになるための提言

周知のとおり、コーポレートガバナンス・コードの補充原則4-1②lは、取締役会・経営陣幹部に対し「中期経営計画」を株主に対するコミットメントと認識し、その実現に向けた最善の努力を求めている。しかし、日本企業の中期経営計画は … 続きを読む

2024/08/05 “価格交渉ブラック企業”の社名公表、パートナーシップ構築宣言に沿った対応が必須に

足下ではドル高円安傾向が反転し、急速に円高が進んでいるものの、エネルギー価格や原材料費は高止まりが続く。また、最低賃金の引上げに伴う労務費の上昇も継続している。こうした中、上場企業各社においては、パートナーシップ構築宣言 … 続きを読む

2024/08/02 “統合報告書の法定開示化”も 経産省の懇談会で、戦略報告を含む一体化された法定開示書類の作成に多くの支持

2024年7月23日付ニュース「伊藤レポートから10年、今後のコーポレートガバナンスの論点は?」では、経済産業省が2024年4月30日に設置した「持続的な企業価値向上に関する懇談会」が公表(6月26日)した「座長としての … 続きを読む

2024/07/25 ストックオプション・プール導入で、CVCの投資先から「法人」としてストックオプションの付与を受けることも可能に

ストックオプション・プール(スタートアップが株主総会で新株予約権の権利行使価額や権利行使期間を定めずに“枠”だけ決議しておき、具体的な権利行使価額や権利行使期間の決定、割り当ては後から機動的に行えるようにする仕組み)の実 … 続きを読む

2024/07/24 有報の総会前開示、会計士サイドからはネガティブな意見

政府が2024年6月21日に閣議決定した「経済財政運営と改革の基本方針2024~賃上げと投資がけん引する成長型経済の実現~」(骨太方針2024)には、「有価証券報告書の株主総会前の開示に向けた環境整備等のコーポレートガバ … 続きを読む

2024/07/22 個人投資家のアクティビスト化

アクロポリス・アドバイザーズ株式会社ディレクター 岡野真和 コーポレートガバナンス・コードや昨年3月末に東証が要請した「資本コストや株価を意識した経営の実現」などに対応できていない企業がアクティビストのターゲットになるケ … 続きを読む

2024/07/19 有償オプションの価額がテーマに オアシスがアオキHDの社長に73億円の株主代表訴訟を提起

昨年(2023年)の株主総会シーズンにフジテックの株主総会での主導権争いに“勝利”した香港の投資ファンドのオアシスが、クスリのアオキホールディングス(東証プライム市場に上場。以下、アオキHD)の株主総会では一転苦戦を強い … 続きを読む

2024/07/17 ROEやPBRが高い企業が東証の要請に基づく開示を行わない理由

東証は2024年7月12日、「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応」に関するキーワードをコーポレートガバナンス報告書に開示している企業(「検討中」とした企業を含む。以下同)の一覧表を更新した。一覧表は2024 … 続きを読む