2014/07/14 従業員等の横領で「会社ぐるみ」と言われないために

 「〇〇社の経理部社員が〇億円を横領」「××会社の役員が下請け会社に架空発注を繰り返して〇千万円を横領」――従業員や役員(以下、従業員等)による横領事件はしばしばメディアをにぎわせる。  その場合、会社は様々な対応が求め … 続きを読む

2014/07/11 取締役会運営のガイドラインとベスト・プラクティスが公表

 コーポレートガバナンスの中核を担う取締役会だが、その運営スタイルは企業によってかなり異なるのが実情だろう。  こうした中、2012年3月から社外役員を含む非業務執行役員に期待される役割などについて検討してきた経済産業省 … 続きを読む

2014/07/09 社員のSNS利用をどう規制する?

 総務省が公表している「情報通信白書」によれば、日本では現在、1億人近い人がインターネットを利用しているという。特に最近は、ツイッターやフェイスブックに代表されるSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の利用が急 … 続きを読む

2014/07/08 社外取締役と社外監査役の選任、優先順位が高いのは?

 平成26年6月20日、今通常国会で成立した改正会社法だが、その施行日は、会社側の準備期間を考慮し、「公布の日から起算して1年6月を超えない範囲内において政令で定める日」とされている。まだ正式に決まってはいないものの、「 … 続きを読む

2014/07/07 評価されるIR活動と新任取締役に求められる意識

 3月決算法人の株主総会が終わり、先月(6月)から着任した取締役も多いことだろう。  新任取締役に是非お勧めしたいのが、決算説明会への出席や、担当業務に関するスモールミーティングを開催してアナリストと対峙するといった活動 … 続きを読む

2014/07/04 政府の目玉戦略、「新たな労働時間制度」は企業経営上のメリット期待できず?

 政府が2014年6月24日に閣議決定した『「日本再興戦略」改訂2014』の中で、経営者の間で大きな話題を呼んでいるのが、「新たな労働時間制度」の創設(時間ではなく、成果で評価される制度への改革)だ。  労働基準法上、会 … 続きを読む

2014/07/03 (新用語・難解用語)ISDS

 今年(2014年)の株主総会でパナソニックが「脱日本依存」を打ち出すなど、日本企業の海外進出は加速する一方だが、企業が海外に投資する際に考慮しなければならないのが、カントリーリスク*だ。例えば、X国で投資活動を行ってい … 続きを読む

2014/07/02 企業の採用意欲に影響の恐れ 修正版IFRSに調整表を添付も

 既にお伝えしたとおり、修正版IFRS*1については、「のれんの非償却」「OCI*2のノンリサイクリング*3」の2点をIFRSから削除したものとする方向で議論が収束しつつあり、7月中あるいは8月にも公開草案が公表される見 … 続きを読む