2024/03/22 協働エンゲージメント促進に向け「共同保有者」の範囲を明確化、配当方針や資本政策の変更などの共同提案であれば「共同保有者」に該当せず

昨日のニュースでお伝えしたとおり、政府は今月(3月)15日、公開買付制度や大量保有報告制度などの見直しを盛り込んだ金商法改正案を閣議決定し、国会に提出している(2024年3月21日「金商法改正案が国会に提出、買収対象会社 … 続きを読む

2024/03/21 金商法改正案が国会に提出、買収対象会社への“事前・事後の救済制度”は導入見送り

金融庁に設置された金融審議会「公開買付制度・大量保有報告制度等ワーキング・グループ」(以下、WG)は2023年6月から6回にわたり、公開買付制度(TOB=Take-Over Bid)、大量保有報告制度、実質株主の透明性の … 続きを読む

2024/03/18 自社の主要取引先と直接コンサルティング契約を締結する社外取締役の独立性

社外取締役の増加に伴い、自ら事業を手掛ける者が社外取締役に就任するケースや、1人で複数の企業の社外取締役を兼業する者も増えてきた。2024年1月23日のニュース「コンサルティング業を営む社外取締役の協業義務違反」では、自 … 続きを読む

2024/03/15 ニッセイAM、「資本コスト・株価を意識した経営への対応」未開示企業の社長選任議案に反対

ニッセイアセットマネジメント(以下、ニッセイAM)は2月27日、「国内株式議決権行使の方針と判断基準」の改訂版を公表している。主な改訂内容は下記のとおり。 <2024年6月の株主総会から適用> 1 女性取締役基準(1名以 … 続きを読む

2024/03/13 日本における“マルス・クローバック条項・ブーム”に対する一抹の不安

既報のとおり、2024年1月22日、英国のコーポ―レートガバナンス・コード(以下、CGコード)改訂版が公表された(2024年3月4日【特集】~将来的には再度改訂議論の俎上に載せられる可能性~ 削除された英国コーポレートガ … 続きを読む

2024/03/12 「ストックオプション・プール」創設へ 上場を目指す子会社やCVCの投資先で活用も

政府はスタートアップがストックオプションを柔軟かつ機動的に発行できる仕組み(ストックオプション・プール)を特例的に可能とするべく産業競争力強化法(以下、産競法)を改正するため、現在衆議院で審議を進めている。 産業競争力強 … 続きを読む

2024/03/11 株価上昇の理由の一つに 日本企業のコーポレートガバナンスは本当に改善している?

先週の3月4日、日経平均株価がとうとう終値で4万円台に乗り、史上最高値を更新した。外国人投資家が、積極的に日本株を評価している。その理由の一つのとして、日本企業のコーポレートガバナンスの改善が挙げられている。確かに、独立 … 続きを読む

2024/03/07 サステナ情報の「保証制度」導入へ金商法改正視野、保証の担い手は監査法人に限定しない方向

周知のとおり、日本では、2023年3月期の有価証券報告書からサステナビリティ情報の一部が開示されているが、個別具体的な開示基準は現時点では存在しない。こうした中、日本のサステナビリティ基準委員会(SSBJ)は現在「サステ … 続きを読む