印刷する 印刷する

セクハラへ等の対応不足で役員が投資家に訴えられる

訴訟大国と言われる米国で、企業が頭を悩ませているのが「集団訴訟(クラスアクション)」だ。最近では東芝が、不正会計問題に起因する株価下落により損失を被ったとして、同社の米国預託証券(ADR)を保有する米国の投資家から、損害賠償を求め集団訴訟を起こされている(本件に関する同社のリリースはこちら)。・・・

預託証券 : 企業が自社の株式を法規制の異なる外国でも流通させるため、自社の株式を銀行等に預託し、その代替として海外で発行される証券のこと。 預託証券は、通常の株式と同様に発行された国の取引所等に上場し、取引される。これにより、企業は預託証券を通じて外国での資金調達が可能となる。預託証券は英語では「Depositary(預託の) Receipt(領収書)」、略して「DR」と呼ばれる。米国の資本市場で取引される米国預託証券が「ADR=American Depositary Receipt 」である。

このコンテンツは会員限定です。会員登録(有料)すると続きをお読みいただけます。

続きはこちら
まだログインがお済みでない場合はログイン画面に遷移します。
会員登録はこちらから