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東証が市場再編に向け第一次制度改正を実施、原案との違いは?

東京証券取引所は2020年10月21日、市場再編に向けての第1ステップである「既存市場を前提にした制度改正」(第一次制度改正)に基づく改正有価証券上場規程(以下、改正規則)を公表した(改正規則の概要はこちら、新旧対照表はこちら)。東証は改正規則の公表に先立ち、2020年7月29日から9月11日までパブリックコメントを募集していた(東証のパブコメについては2020年8月4日のニュース「JASDAQ新規上場会社はCGコードがフル適用に」を参照)。

今回の改正では、既存の上場会社が新市場区分に移行する際の手続きや、新市場区分における上場維持基準の詳細、「新市場区分の上場維持基準の適合に向けた計画書」(いわゆる「上場維持基準計画書」。東証が2020年3月31日に公表した『「新市場区分の概要等について」に関するよくある質問と回答(FAQ)』のQ42を参照)の詳細は明らかになっておらず、これらは“第二次制度改正事項”として2020年中に公表される予定。

第一次制度改正における改正規則とパブコメ案を比べてみると、・・・

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