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子会社の内部統制は親会社が整備すべきか

上場会社の多くが子会社を有しているが、このところ「子会社の内部統制は親会社が整備しなければならない」といった理解が広がっている。これは、改正会社法が、内部統制システムの整備に関する規定で、「当該株式会社及びその子会社から成る企業集団の業務の適正を確保するために必要な体制の整備」を求めているからだ。この規定を受け、一部の法律雑誌では、「親会社は、法人間の壁を越えて子会社の内部統制を整備する義務を負うとともに、子会社を監督すべき」といった解説記事も見られる。果たしてこれは本当だろうか。・・・

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