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メールに潜むリスク

 いまや業務に欠かせないメール。打ち合わせ等と違って時間や場所を選ばず、また、内容を整理して伝えられるうえ、記録が残るため、後々検索機能を使って当時のやり取りを検証することもできる。

 ただ、このような特徴を持つがゆえ、メールは税務調査において恰好の証拠資料となっている。近年は税務調査でメールがチェックされるのは当然となりつつあり、メールが巨額の追徴課税のきっかけになった事例は少なくない。メールは、税務調査で問題となった取引や行為が行われた当時に作成された文書であるため、税務当局でも「証拠価値が高い」と評価されている。

 特に・・・

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