世間を騒がせる大がかりな企業不祥事は枚挙に暇がないが、マスコミ報道等にまでは至らないものの、従業員による“小さな不正”は多かれ少なかれどの企業でも起きているのではないだろうか。実際にあった不正事例を紹介しよう。
1つ目は「請求書の改竄(かいざん)」である。ある大手メーカーの子会社であるA社の営業担当者は、30万円のパソコン6台(合計180万円)の注文を得意先から受け、仕入れを行い納品した。その後、得意先から・・・
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