印刷する 印刷する

社外取締役も無力、「個人的力量」に頼る内部統制のリスク

先月(2016年6月)に集中した3月決算企業の株主総会では多くの社外取締役が選任されている。今回の株主総会をもって、独立社外取締役を複数設置することとなった企業も多いが(詳細は2016年6月21日のニュース「独立社外取締役ゼロの会社はどうエクスプレインしたか」参照)、いくら(独立)社外取締役を増やしても防ぎ難いのが、業務上の“単純ミス”だ。この単純ミスが、重大なコンプラ違反につながることもある。

取締役会の構成員6名のうちCEO以外は全員が社外取締役で、コーポレート・ガバナンスへの取り組みが高く評価されている・・・

このコンテンツは会員限定です。会員登録(有料)すると続きをお読みいただけます。

続きはこちら
まだログインがお済みでない場合はログイン画面に遷移します。
会員登録はこちらから