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上場会社の子会社で発見された固定資産を巡る不正

内部監査で従業員等による不正が発見されることは珍しくないが、なかでも多いのが固定資産を巡る不正だ。固定資産という形のあるものは横領の対象になりやすいうえ、取得金額も大きいため”不正経理”にも利用しやすいからだろう。

ある上場会社の子会社で実際に発見された固定資産を巡る不正を紹介しよう。

1.事実と異なる廃棄稟議書
固定資産を実査(現物調査)したところ、固定資産台帳に記載されている一部の器具・備品(PC3台)が存在しなかった。管理者に理由を確認すると、・・・

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