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統合報告を実施する企業が200社目前に 質の改善も進む

 統合報告を実施する企業が急増している。2014年には142社だったが2015年は194社と、200社到達が目前に迫ってきた。

 2015年から統合報告に移行した企業のリストを見ると、日本を代表する金融グループである三菱UFJフィナンシャルグループ、みずほフィナンシャルグループのほか、キリンホールディングスやアサヒグループホールディングスという飲料業界のリーディングカンパニーなど、有力企業が目に付く。また、数年ぶりに積極的なIR活動を再開した丸井、従来からアニュアルレポートが高く評価されていたカプコンなど業種も幅広く、統合報告を採用する企業の裾野が大きく広がった印象がある。ちなみに、統合報告の媒体のタイトルを「アニュアルレポート」から「統合レポート」に変更した企業は2014年は45社、2015年は・・・

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