3月決算会社に対する会計監査がピークを迎えている。2015年12月15日のニュース「繰延税金資産適用指針が月内決定、28年3月期の利益押し上げも」でお伝えしたとおり、平成28年4月1日以後開始事業年度(平成29年3月期)から「繰延税金資産の回収可能性に関する適用指針」(以下、回収可能性適用指針)が強制適用されるが、平成28年3月期からの早期適用も認められているため、今3月期の会計監査で論点となるケースもあるようだ。
回収可能性適用指針は、・・・
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