印刷する 印刷する

フェア・ディスクロ・ルールとインサイダー規制、対象情報の違いは?

金融庁が導入する予定のフェア・ディスクロージャー・ルールの原案が「フェア・ディスクロージャー・ルール・タスクフォース」(座長:黒沼悦郎早稲田大学法学学術院教授)で明らかになった。フェア・ディスクロージャー・ルールとは、企業等(リートなどを含む。以下、単に「企業」とする)が「重要かつ未公表」の内部情報を第三者(機関投資家等が想定されている)に開示した場合には、(当該第三者以外の)他の投資家にも情報提供を行うという、情報がすべての投資家に公平に行きわたることを目的としたルール。既に欧米では導入されている。金融庁は来年(2017年)の通常国会(1月~)に金融商品取引法の改正案を提出する方針。2018年にも導入が見込まれている。

原案によると、・・・

このコンテンツは会員限定です。会員登録(有料)すると続きをお読みいただけます。

続きはこちら
まだログインがお済みでない場合はログイン画面に遷移します。
会員登録はこちらから