上場会社による情報開示がすべての投資家に対し公平に行われることを目的とするフェア・ディスクロージャー・ルールについて検討している金融庁の金融審議会「市場ワーキング・グループ」が昨日(2016年12月7日)第11回の会合を開催、同グループに設置されたフェア・ディスクロージャー・ルール・タスクフォースがフェア・ディスクロ・ルールに関する報告書を公表した。金融庁はこれを踏まえ、来年の通常国会に金融商品取引法の改正案を提出する方針。2018年にもフェア・ディスクロージャー・ルールの導入が見込まれる。
今回の報告書では、2016年11月28日のニュース「フェア・ディスクロ・ルールとインサイダー規制、対象情報の違いは?」でお伝えした時点の原案から主に2点の修正が加えられている。
一点目が、・・・
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