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価値協創ガイダンスに見るESGに対する機関投資家の考え方

GPIFが昨年(2017年)7月に新たにESG指数を選定(2017年7月6日のニュース「GPIFの新しいESG指数に約360社が選定」参照)したことなどから、ESGは企業の投資価値を測る評価項目としての地位を確立しつつある。ただ、一口に「ESG」と言っても、周知のとおり「Environmental(環境)」「Social(社会)」「Governance(企業統治)」という3つの異なる要素から構成されており、企業側からは「機関投資家は3つのうちどれを一番重視しているのか」といった声も聞かれる。

GPIF : 年金積立金管理運用独立行政法人(Government Pension Investment Fund)。厚生年金と国民年金の積立金の管理・運用を行う厚生労働省所管の独立行政法人。運用資産の規模が100兆円を優に超える世界最大の機関投資家である。

結論から先に述べると、・・・

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