印刷する 印刷する

“パッシブ化”の進行と東証の市場構造の見直しが与える株価への影響

日本シェアホルダーサービス株式会社
シニアアナリスト 水嶋 創

東証一部に上場する企業の相当数の株価が下落する危機に晒されている。その背景にあるのが、“パッシブ化”の進行と、東証が現在検討を進めている「市場構造の見直し」だ(市場構造の見直しについては、2019年1月9日のニュース「東証の市場構造の変化がもたらすCGコードへの影響」参照 引用:上場会社役員ガバナンスフォーラム)。順に説明しよう。

パッシブ化とは、アクティブ運用から資金が流出し、パッシブ運用に流入している状況を指す。「パッシブ運用人気」とも言い換えられよう。

ここで簡単にアクティブ運用とパッシブ運用について整理しておくと、・・・

このコンテンツは会員限定です。会員登録(有料)すると続きをお読みいただけます。

続きはこちら
まだログインがお済みでない場合は
ログイン画面に遷移します。
会員登録はこちらから