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投資家との対話において企業が持つべき視点

日本シェアホルダーサービス株式会社
シニアアナリスト 水嶋 創

3月決算企業をはじめ上場企業各社においては、2019年の株主総会に向け、機関投資家との対話が本格化しつつある。当初は企業側から「形式的な質問が多い」といった批判が聞かれた両者の対話(2018年7月5日のニュース「投資家との実りある対話のために企業ができること」参照 引用:上場会社役員ガバナンスフォーラム)も、年を追うごとにテーマの選定、議論の内容ともにより深く、突っ込んだものになりつつある。最近企業側から「なぜこの投資家は我々に対してそのようなことを要求してくるのか理解できない」といった声が散発的に聞かれるのも、その証左と言えるかもしれない。

企業が対話の相手である投資家を理解するうえで有用なのが、・・・

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