現在、次期株主総会招集通知でスキル・マトリックスを開示することを検討している上場企業は少なくないだろう。2018年に5社程度にすぎなかったスキル・マトリックスの開示事例は、2019年には20社を超え、さらに2020年には相当数の企業で開示が進むものと予想される(スキル・マトリックス開示については、2020年1月17日のニュース「役員のスキル・マトリックスを株主提案への対抗策に利用」および同ニュースで引用されているニュース参照)。
スキル・マトリックス : 取締役のスキル・能力の開示手法。縦軸に各取締役の氏名、横軸にスキル・能力を分野別に並べ、各取締役がスキル・能力を有する分野に丸印をつけるといった形式をとることが多いため、「スキル・マトリックス(あるいはマトリクス)」と呼ばれる。
2019年の開示事例を当フォーラムが確認したところ、・・・
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