今月(2020年10月)20日から再開した金融庁の「スチュワードシップ・コード及びコーポレートガバナンス・コードのフォローアップ会議」では、東証が新設するプライム市場への上場会社に対して課される「より高い水準」のコーポレートガバナンス・コードが検討されるが、その論点の一つとなる可能性があるのが、女性取締役の選任だ(2020年9月14日のニュース『東証の調査結果から想定される「より高い水準」のガバナンス規制』参照)。東証が(2020年)9月7日に公表した「東証上場会社における独立社外取締役の選任状況及び指名委員会・報酬委員会の設置状況」によると、JPX日経400構成銘柄のうち女性取締役を選任している会社は72%に達している。この実態を踏まえ、・・・
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