既報のとおり、来春に実施されるコーポレートガバナンス・コード(以下、CGコード)の改訂により、上場企業にいわゆる「スキル・マトリックス」をはじめ経営環境や事業特性等に応じた適切な形で社内外の取締役の有するスキル等の組み合わせの開示が求められる方向となった(2020年12月18日のニュース「改訂CGコードの一部内容が確定 時価総額大きければ過半数の社外取締役も」を参照)。スキル・マトリックス未開示の上場企業は、どのような開示をすれば「経営環境や事業特性等に応じた適切な形」となるのか検討する必要があるが、その際に認識しておきたいのは、・・・
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