印刷する 印刷する

ROEやPBRが高い企業が東証の要請に基づく開示を行わない理由

東証は2024年7月12日、「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応」に関するキーワードをコーポレートガバナンス報告書に開示している企業(「検討中」とした企業を含む。以下同)の一覧表を更新した。一覧表は2024年1月15日に2023年12⽉末時点の開示状況を公表して以来毎月更新されており、今回が7回目の更新となる。

今回の更新で、2023年10月26日に東証が「開示企業一覧」の公表をリリースして以来(2023年11月7日のニュース「開示企業一覧表に掲載されるためのキーワードが確定、 CG報告書はいつ再提出する?」参照)、4~7月期決算企業を除くプライム市場上場企業の約95%が株主総会を開催し、コーポレートガバナンス報告書の更新時期を迎えたことになる。特に今回の一覧表の更新は6月総会の直後ということもあり、・・・

このコンテンツは会員限定です。会員登録(有料)すると続きをお読みいただけます。

続きはこちら
まだログインがお済みでない場合は ログイン画面に遷移します。
会員登録はこちらから