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サステナビリティ開示ルール、企業の負担に配慮

2030年代には全プライム市場上場企業へのサステナビリティ開示基準(以下、SSBJ基準)適用を目指し(この点は2024年4月1日のニュース「サステナ開示と保証のあり方に関するWGで“時価総額”に応じたSSBJ基準の段階的適用案浮上」参照)、サステナビリティ情報の開示や保証のあり方について検討している金融庁・金融審議会の「サステナビリティ情報の開示と保証のあり方に関するワーキング・グループ」(以下、WG)の4回目の会合が10月10日に開催され、議論に大きな進展があった。・・・


SSBJ : 日本における非財務開示の基準を作成する団体。IFRS(国際財務報告基準)の母体であるIFRS財団が「国際サステナビリティ基準審議会(ISSB=International Sustainability Standards Board)」を設立し、非財務開示の国際的な基準「サステナビリティ報告基準」を策定することを受け、日本では財務会計基準機構(FASF)が母体となり、IFRS財団におけるISSBに相当するSSBJ(Sustainability Standards Board of Japan)が2022年7月1日に設立された。

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