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東証の取引時間延伸が上場企業の決算短信開示時刻に与えた影響

周知のとおり、東京証券取引所(以下、東証)は2024年11月5日より現物市場の取引終了時刻を15時00分から15時30分に30分延伸(以下、立会時間の延伸)している。立会時間の延伸は「市場を巡る環境変化や多様化する投資家のニーズに対応するとともに、市場利用者の利便性や国際競争力、レジリエンスをさらに高めていく観点から実施」されたものだが、立合時間の延伸により上場企業の決算短信開示時刻はどのように変化したのだろうか。・・・


レジリエンス : ここでいう「レジリエンス」とは、市場の回復力や耐久性を指す。具体的には、市場が予期せぬショックや変動に対してどれだけ迅速かつ効果的に対応できるか、またその後どれだけ早く正常な状態に戻れるかを意味する。市場のレジリエンスが高まることで、投資家や市場利用者にとっての信頼性や安定性が向上し、結果として市場全体の競争力が強化される。

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