近年、日本企業における外国人持株比率が極めて高くなり、外国人投資家の影響力が増している。外国人投資家が日本企業に対し「ROEの改善」や「コーポレートガバナンスの強化」などを要求していることは、メディアなどを通じて上場企業の役員の耳にも入っていることだろう。
もっとも、「外国人投資家」といっても、日本企業に様々な要求をしているのは年金基金など投資資産の所有者(アセット・オーナー)そのものではなく、実際にはその運用を任されている「外国人ファンドマネージャー」である。日本企業に影響力を持つ外国人投資ファンドマネージャーとは一体どのような人達なのだろうか。その実態に迫ってみよう。
外国人ファンドマネージャーは、大きく3つの種類に分けられる。すなわち、・・・
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