東証が2024年1月に「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応」の開示企業一覧表の公表を開始してからもうすぐ2年が経過しようとしている。東証によると、2025年8月末時点で開示済の企業は、プライム市場では91%(検討中1%)、スタンダード市場では48%(検討中5%)となっている(東証「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応」に関する開示状況(2025年8月末時点)」参照)。また、プライム市場では、「アップデート済」の企業が64%に達している。
東証は2025年1月から開示企業一覧表について新フォーマットを導入したところだが(2024年10月9日のニュース「東証の開示企業一覧表、【検討中】が半年を過ぎると“非開示”扱いに」参照)、2025年9月26日にはさらなる見直しを行うとの方針を打ち出した。具体的には、・・・
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