印刷する 印刷する

投資家対応は誰の役目?

 今後本格化する投資家との対話(エンゲージメント)に向け、上場企業は対策に余念がないことだろう。多くの企業は、投資家対応担当部署とそれを所管する取締役を決めており、経営企画担当取締役やCFOがその役割を担うことが多いようだ。ちなみに、来月(2015年2月)27日、経済産業省内に設置されている「投資家フォーラム作業部会」が開催する“模擬エンゲージメント”では、三菱重工から「グループ戦略推進室長 兼 戦略企画部長」、富士重工から「取締役専務執行役員」が対話に臨む(2015年1月16日のニュース「変革著しい三菱重工と富士重工が“模擬エンゲージメント”で投資家と対話」参照)。

 一方、米国に目を向けると、一部の投資家からは、投資家と対話を行うのが特定の取締役に限定されていることに不満の声が上がっている。こうした中、・・・

このコンテンツは会員限定です。会員登録(有料)すると続きをお読みいただけます。

続きはこちら
まだログインがお済みでない場合は
ログイン画面に遷移します。
会員登録はこちらから