あらかじめ加入者に約束した「予定利率」通りに年金を給付しなければならない確定給付型年金を導入している企業は、運用環境次第で常に積立金の 「積立不足」が生じるリスクを背負っている。このリスクを避けるため、確定給付型年金から運用リスクを加入者が負う確定拠出型年金に移行する企業が増えている。
とはいえ、いまだに確定給付型年金を維持する企業も多い。こうした企業は引き続き積立不足のリスクに晒されることになるが、これを解消する策が政府の成長戦略で実施されることになりそうだ。・・・
このコンテンツは会員限定です。会員登録(有料)すると続きをお読みいただけます。