印刷する 印刷する

大規模化するアクティビスト

 アクティビストというと、日本では中小ファンドによる特異な行動といったイメージを持つ向きも多いようだ。海外でもかつては中小ファンドが中心だったが、最近ファナックに自社株買いによる株主還元を求め話題を呼んだサード・ポイントの運用規模が1兆円を優に超えているように、ここ4~5年、リーマンショックを経て金融市場がリカバリーしていくプロセスの中で、大規模なアクティビストが出て来ている。

 こうした大規模なアクティビストの特徴の1つと言えるのが、ファナックの一件がそうだったように、・・・

このコンテンツは会員限定です。会員登録(有料)すると続きをお読みいただけます。

続きはこちら
まだログインがお済みでない場合はログイン画面に遷移します。
会員登録はこちらから