議決権行使助言の世界最大手ISS(Institutional Shareholder Services Inc.)は来月2月1日から2016年版の日本向け議決権行使助言方針(以下、新ポリシー)を施行する。
これに先立ち、ISSは昨年(2015年)10月27日から11月9日まで日本向けポリシーの改定案を示したうえで、これに関するオープンコメントを募集していたが(2015年11月2日のニュース「ISSが近く議決権行使助言基準を改定、2016年株主総会への影響は?」参照)、既に改定案で示されていた内容(取締役会構成要件の厳格化、買収防衛策ポリシーの厳格化)とは別に、新ポリシーで新たに明らかにされた(2015年版ポリシーからの)変更点があるのでチェックしておきたい。
変更点は以下の通りとなっている。・・・
このコンテンツは会員限定です。会員登録(有料)すると続きをお読みいただけます。