金融庁が昨年(2015年)9月から開催している「スチュワードシップ・コード及びコーポレートガバナンス・コードのフォローアップ会議」は11月8日に、「機関投資家による実践的なスチュワードシップ活動のあり方~企業の持続的な成長に向けた「建設的な対話」の充実のために~」と題する意見書案を示した(「案」が取れた意見書は近日中に公表予定)。フォローアップ会議による意見書は、「コーポレートガバナンス・コードへの対応状況と今後の会議の運営方針」「会社の持続的成長と中長期的な企業価値の向上に向けた取締役会のあり方」に続き今回が3つ目となる。
今回の意見書は、運用機関とアセットオーナー(年金基金や保険会社など)に求められる取組みを提言するものとなっているが、最大の目玉は、・・・
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