「上場企業が目標とすべきROE=8%」を“スタンダード”化したほか、スチュワードシップ・コードおよびコーポレートガバナンス・コードの創設を後押しするなど、上場企業のガバナンス改革に大きな役割を果たした伊藤レポートの続編にあたる「伊藤レポート2.0」が(2017年)10月26日、経済産業省に設置されている「持続的成長に向けた長期投資(ESG・無形資産投資)研究会」から公表されている。前回同様、この「伊藤レポート2.0」も上場企業の行動に一定の影響を与えることになりそうだ。
「伊藤レポート2.0」では、以下の三点が主なテーマとして挙げられている。・・・
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