GPIFが新たにESG指数を選定した昨年(2017年)は“ESG元年”とも言われるが(ESG指数については2017年7月6日のニュース「GPIFの新しいESG指数に約360社が選定」参照)、日本の上場企業においてはESG(環境・社会・ガバナンス)、特にE(Environment=環境)とS(Social=社会)への関心は今のところ企業間格差が大きい。また、機関投資家の多くも、現状ではEやSよりもG(ガバナンス)への関心が強いと言える(2018年2月22日「価値協創ガイダンスに見るESGに対する機関投資家の考え方」参照)。
こうした中で、グローバル機関投資家の関心がかなり高まっているのが「E」の一分野である・・・
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