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ACGAが付けた日本のCGランキングに機関投資家から批判の声

2014年に導入されたスチュワードシップ・コード、2015年に導入されたコーポレートガバナンス・コードについて早くも最初の改訂(それぞれ2017年、2018年)が行われるなどコーポレートガバナンス改革を進める日本だが、その日本が、ACGAが12月5日にリリースした最新コーポレートガバナンス・ランキングで「7位」とされたことに対し、国内機関投資家などから批判の声が上がっている。

ACGA : Asia Corporate Governance Association(アジア・コーポレート・ガバナンス協会)の略で、アジアに投資するグローバルな機関投資家の団体。

アジア諸国を対象としたACGAのコーポレートガバナンス・ランキングは2年おきに公表されており、下表のとおり、前回調査(2016年)で日本は4位にランキングされていた(CG WATCH 2018 14ページ参照)。政府主導でコーポレートガバナンス改革が進む中、前回より3ランクも低い7位とされたことは、政府、機関投資家、経済界でも失望感を持って受け止められている。・・・

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