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日産自動車事件、ガバナンスの観点から見た過去の不祥事との決定的な違い

日産自動車 カルロス・ゴーン元会長の逮捕劇は、今後の展開を慎重に見守る必要はあるものの、資本市場を揺るがした一大不祥事として語り継がれることになるかもしれない(金融商品取引法違反の詳細については2018年11月21日のニュース『「従業員によるガバナンス」の有効性を示した日産事件』参照))。本件以外で、2008年のリーマンショックを区切りとした近年における我が国を代表する大企業が引き起こした不祥事と言えば、2011年のオリンパス事件、2015年の東芝事件が挙げられる。本稿では、これら過去の事例と日産自動車について、事件当時のガバナンス体制を比較してみたい。・・・

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