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「サマータイム」は健康に悪いとの調査結果

桜の季節が終わり、今後は酷暑の夏に向け徐々に気温が上がり始める。ゴールデンウイーク明けからクールビズをスタートする企業も多いことだろう。

また、一定期間(例えば6月~9月)、始業時間および終業時間を30分~1時間程度早める「サマータイム」を導入している企業もある。サマータイムを導入するメリットとしては、

・退社時刻が早まることで退社後自由に使える時間が増え、ワークライフバランスが向上する(家族と過ごす時間が増える、自己研鑽に使う時間の確保など)
・女性の活躍促進(夜の残業が減り、仕事と家庭が両立しやすくなるなど)
・早く退社するため自然と業務の効率化を意識するようになり、生産性が上がる(企業にとっては残業代の削減につながる)
・気温が低い朝のうちに業務を開始し、明るいうちに終えることで電力コストの削減につながる
・通勤ラッシュのピークの回避
・早寝早起きは健康に資する

といったことが言われている(サマータイムを含む朝型勤務のメリットについては2015年11月30日のニュース「早朝勤務を導入する目的」も参照)。

サマータイムは社員のワークライフバランスの充実や業務効率化への意識が高い著名企業での導入も目に付くが、サマータイムの本場である欧州では、・・・

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