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“スーパー新人”を受け入れる企業文化

新卒一括採用・年功序列のレールに乗ってきた古株の社員にとって、新入社員は“まだ右も左も分からない若者”に見えるかもしれない。しかし、最近はその新入社員にいきなり高額の年収を支払う企業が相次いでいることは周知のとおりだ。

ソニーは人工知能などの領域で高い能力を持つ新入社員に年収最大730万円、NECは研究職を対象に年収1千万円超、ファーストリテイリングは入社後最短3年で年収最大3千万円(欧米勤務の場合)となる給与制度を導入し、くら寿司は「26歳以下」を対象に、年収1千万円の幹部候補生を採用する。ファーストリテイリング同様、くら寿司も海外の店舗拡大に対応できる人材を想定している。くら寿司の社員の平均年収は450万円であることからすると、26歳以下で年収1千万円の年収は破格と言える。

若手社員に高給を提示する企業が相次いでいる背景には・・・

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