新聞等でも報道されているとおり、精密機器大手のHOYAは12月13日、JASDAQ上場の半導体製造装置メーカーであるニューフレアテクノロジーに対して株式公開買付け(TOB)を実施するとのリリースを出している。買付け価格は1株当たり12,900円で、発行済株式総数の66.7%を下限として全株式の取得を目指す。TOB成立後、ニューフレアは必要な手続(HOYAのリリースの「(4)本公開買付け後の組織再編等の方針(いわゆる二段階買収に関する事項)」参照)を経てHOYAの完全子会社となり、上場は廃止される。HOYAとニューフレアはともに半導体および半導体製造装置業界を顧客としており、両社が有する知見を組み合わせることで顧客各社の製品ロードマップへの対応力を強化するなど、双方の企業価値向上に資するシナジーを発現できるという。
ただし、本TOBには前提条件が付されている。・・・
このコンテンツは会員限定です。会員登録(有料)すると続きをお読みいただけます。