企業がコロナウィルスへの感染防止対策に追われる一方で、“もう一つの感染”が世界的に急増している。「ランサムウェア」だ。
周知のとおり、ランサムウェアとは、システムへのアクセス等を制限する不正プログラムで、システムの利用者に制限解除のための身代金を要求することを目的としている。
日本でも、数年前にJR東日本や日立(海外工場)といった大企業で感染があり衝撃を呼んだが(【2017年6月の課題】サイバーセキュリティの確保 参照)、海外で最近起きた事例としては、・・・
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