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企業理念vs破格条件のTOB、注目される株主の選択

既報のとおり、「甘太郎」「牛角」「かっぱ寿司」等の店舗を運営するコロワイド(東証一部)との経営権争いを繰り広げているJASDAQに上場する大戸屋ホールディングス(以下、大戸屋HD)の定時株主総会では、ひとまず大戸屋HDが提案(会社提案)した取締役(11名)選任議案が可決される一方、コロワイドが提案した取締役(12名。そのうち5名は会社提案の取締役と重複しているものの、いずれも株主提案の取締役候補者となることを承諾していない)選任議案が否決されるという結果となったが(2020年6月29日のニュース「大戸屋HDでコロワイドの株主提案が否決、トップの言動影響の可能性」参照)、その後、コロワイドが大戸屋HDの株式に対する公開買付け(TOB)を実施する方針を打ち出し、引き続き株式市場の話題をさらっている(コロワイドのリリースはこちら)。

市場関係者を驚かせたのが、・・・

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