新型コロナウイルス感染症の世界的な流行や気候変動に起因した自然災害が投資収益に与える影響が投資家の間で強く意識されるようになった。これに伴い、ESGのうち、これまではG(ガバナンス)の影に隠れ“脇役”と位置付けられてきたE(環境)とS(社会)に対する投資家の関心が高まっていることはこれまでもお伝えしてきたところだが(2020年8月7日のニュース「コロナ禍・コロナ後のESG投資で注目される領域」参照)、Sの観点から企業の責任を問う驚きの株主提案が、・・・
ESG : 「Environmental(環境)」「Social(社会)」「Governance(企業統治)」の頭文字を組み合わせたもので、近年、特にグローバル機関投資家の間で、企業の投資価値を測る評価項目としての地位を確立している。
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