3月決算企業を例にとると、通常、役員報酬を巡る大きな動きがあるのがこの時期だ。前期(2021年3月期)の決算数値が固まったことを受け前期の役員報酬額を支払うとともに、遅くとも6月中には今期の目標を設定し、役員報酬額の算定ロジック(どういう条件をクリアすれば役員報酬がいくら支払われるか)を決めることになる。
しかし、経営環境が大きく変化する中、特にコロナ禍の影響を受けやすい企業では、今期の目標設定や役員報酬額の算定ロジックの決定を9月・・・
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