2022年6月の株主総会シーズンは終わったばかりだが、既に一部の企業では、来年の株主総会シーズンへ向け、一層のガバナンス強化に取り掛かっている。こうした企業の動きの端緒は、6月27日に開催された(第3期)CGS研究会(コーポレート・ガバナンス・システム研究会)の第6回会合で公表されたCGSガイドラインの再改訂版(案)からも読み取ることができる。再改訂の方向性は基本的にはこれまでの取り組みの延長線上にあるものの、エッジの効いた提言も盛り込まれているだけに、企業はチェックしておく必要があるだろう。特に注目されるポイントを二つ紹介する。・・・
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