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ICGNが公表した「日本のガバナンスの優先課題」 次期CGコード改訂のテーマになる可能性も

機関投資家・専門家のグローバルな組織であるICGN(International Corporate Governance Network=国際コーポレートガバナンスネットワーク)は10月4日、プレスリリース「日本のガバナンスの優先課題」を公表した(和訳付き)。同日に東京で開催されたシンポジウムが公表の場となった。

ICGN : グローバル機関投資家や年金基金などが参加する団体であり、ICGNの意見はグローバル投資家の意見を最も色濃く反映していると考えられている。

ICGNによる本提言はもともと2019年7月に公表されたもので、5つの大項目(企業報告、取締役会の独立性、取締役会の実効性、資本配分、CEO及び役員報酬)から構成されている。今回の第2版は同様の構成の下、「引き続き推奨」する項目とともに、「加えて推奨」する項目が示された。以下、5つの大項目ごとに、それぞれにおける要求項目を確認する。・・・

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