近年、企業のESG関連情報の収集、分析、評価等を行い、機関投資家に提供するESG評価機関・データプロバイダが急増しているが、その評価項目の一つが「CEOの報酬制度」だ。このCEOの報酬制度について「0点」がついてしまい、役員報酬担当が慌てるという事例が続出している。本来であれば、株主等から信任を得た自社の経営戦略指標の達成度が適切に役員報酬に反映されている限り、それについて第三者からどのような評価を受けたとしても過剰に反応する必要はないはずだ。しかしながら、・・・
このコンテンツは会員限定です。会員登録(有料)すると続きをお読みいただけます。