経済産業省は(2023年)10月2日にサステナブルな企業価値創造のための長期経営・長期投資に資する対話研究会を開始、〆切を11月30日の16時(厳守)としている。「SX銘柄」とは、経済産業省が「サステナブルな企業価値創造のための長期経営・長期投資に資する対話研究会」の議論のとりまとめとして2022年8月30日に公表した「伊藤レポート3.0」により提唱された概念で、「SX(サステナビリティ・トランスフォーメーション)」は「社会のサステナビリティと企業のサステナビリティを“同期化”させていくこと、及びそのために必要な経営・事業変革」を意味し、「SX銘柄」は「SXを通じて持続的に成長原資を生み出す力を高め、企業価値向上を実現する先進的企業群」と定義されている(詳細は2022年9月8日のニュース「伊藤レポート3.0が示す未来、「SX」で稼ぐ時代に」参照)。
「SX銘柄2024」への応募は、同省ホームページにリンクされている「SX調査票」(Excel)をダウンロードして回答を入力し、事務局宛にメールで提出すればよい。「SX銘柄2024」は、審査を経て2024年4月以降に決定、公表される予定。仮にSX銘柄2024に選定されなくても、応募企業には「フィードバックシート」が送付される。
同省はSX銘柄2024に応募することで、企業には以下のメリットがあるとしている。・・・
このコンテンツは会員限定です。会員登録(有料)すると続きをお読みいただけます。