近年、在任期間が長い社外役員の再任に反対する旨を議決権行使基準に定める機関投資家が増えていることが示すように、役員の在任期間はコーポレートガバナンスの実効性に影響を与える重要なテーマと言える。こうした中、自社の役員の任期の妥当性について改めて検討する上場会社も出てきている。任期をどれくらいに設定するかは各社が何を重視するのかによっても変わるが、本稿では、検討のポイントや世の中のトレンドなどについて整理したい。・・・
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